らいぶにっき

行ったライブの備忘録です。記憶を辿って書いてるので内容は正確ではないです。

2019.08.03 折坂悠太@代官山晴れたら空に豆まいて

梅雨が終わっていきなり夏本番になった。うだるような暑さだけど、太陽の光を浴びていると不思議と幸せな気分になってくるからこの季節は意外と好きだ。のろしレコードのライブに行くのは今日で二回目。そして代官山の「晴れたら空に豆まいて」は名前を聞いたことはあるけど行くのは初めて。以前に真っ黒毛ぼっくすのライブのゲストに純ちゃんが出た時に行った「青山月見ル君想フ」の系列店らしい(確かに名前の系統が似ている)。代官山の駅を降りるとあまりにもお洒落な空間が広がっていて驚く。自分の知ってる街で例えると下北沢や自由が丘に近い気がするが、ゴミゴミとした感じが全くなくて洗練されている。ライブでもない限りは来られない街だなと思いつつあっという間に目的地に到着した。店内は沖縄居酒屋のような内装で美味しそうなカレーの匂いがする。月見ル君想フもそうだけど他のライブハウスとは一線を画したコンセプトがあるのを感じる。キンミヤ割のカルピスサワーを飲みながら開演を待った。

 

今日は悪魔のいけにえを迎えたスタイルで左からやくさん、松井さん、折坂さんが並ぶ。一曲目は「のろし」(※8/3追記※のろしではなく「旗」でした)。悪魔のいけにえのメンバーには折坂さんのライブでもお馴染みのハラナツコさんが。また、やくさんは昨日ほとんど寝ていないそうで「どんどん弱っていく僕を見てください」とのこと笑

前回もそうだったが昼間から観るライブというのは贅沢感がある。そして今日は一人一曲ずつ交代で歌っていく方式で「3人合わせてのろしレコードだ」という感じなのがとても良い。折坂さんは「道」を歌うのだが、始まる前にやくさんが「F5でいいんだっけ?」と何度も確認していた笑 今日はメンバーで沢山練習したけど、逆に沢山練習しすぎて緊張しているとのことで、松井さんの声にも緊張感が出ているらしい笑 皆で数曲を歌い終えて一旦はける。

 

晴れ豆には客席後方の少し高くなった所の左右にお座敷みたいなスペースがあり、二部はそこに折坂さんと松井さん、そしてステージにやくさんが立ち、三ヶ所でそれぞれ弾き語りを演奏するという斬新なスタイル。一曲終わって次の人にライトが当たるたびに客席の皆がイスの向きを変える。やくさんの出番、ギターがすごくカッコ良くて引き込まれる。そして折坂さんの「茜」はキネマ倶楽部のワンマンで大好きになった曲。会場全体に風が吹き込むような心地良さに包まれた。月9主題歌の「朝顔」と思われる曲(撮り溜めた録画をまだ一度も見れていない…)も素晴らしく、幸せな気分で二部が終了。

 

続いて第三部ではまた悪魔のいけにえが登場する。折坂悠太(合奏)ではあまりやらない気がする「よるべ」が聴けたのが嬉しい。そして松井さんからのろしレコードでアルバムを出すことになったという告知が!発売時期は「大体秋頃笑」とざっくりしているがすごく楽しみだー!録音も控えており、明後日からはメンバーで山梨に合宿に行くことも決まっているらしい。そしてアルバムに収録予定の新曲を初披露する!折坂さんの作った曲らしく「コールドスリープであの星まで」みたいな歌詞が印象に残った。アンコールを挟んで最後の曲は「のろし」。やくさん、松井さん、折坂さん、皆それぞれ特徴的な声だけど共通する心地良さみたいなものがあってすごく良い。アルバムの発売に合わせてまたライブをやって欲しいなーと思う。(その前に折坂さんのツアーで見られるのかな?)