らいぶにっき

行ったライブの備忘録です。記憶を辿って書いてるので内容は正確ではないです。

2019.01.12 戸川純avecおおくぼけい@新宿文化センター

新年一発目のライブは戸川純avecおおくぼけい!

新宿は純ちゃんのホームグラウンドだけど、ロフト以外の場所で見るのは初めてで、ホールというのが「ライブ」ではなく「コンサート」といった感じでいつもとは少し違う雰囲気。開演時間の19時になる少し前にブザーが鳴るのにもワクワクする。

 

幕が開いてスクリーンに真珠子さんの絵が映し出されるとおおくぼさんが登場。

スクリーンの映像とリンクするようにおおくぼさんのソロのピアノ演奏、そして純ちゃんの絵が映るとハートのサングラスをかけた純ちゃん登場。

 

『蛹化の女』

 

一曲目が蛹化の女っていうのは普段のライブではないからすごく新鮮で良かった。数ヶ月ぶりの純ちゃんの声が沁みる。

 

『諦念プシガンガ』

 

このままだと暗いユニットと思われるということでMCを挟む純ちゃん。新宿でおおくぼさんと演るのは初めてで、普段は南青山を拠点にしているという話。そして譜面台に新宿区のマークが付いていることに気付く。デザインがアレンジされているけど、すぐにマークに気づいたのは勿論純ちゃんが新宿で育ったから。「この譜面台も新宿区に住んでる方の血税で、、笑」

 

『王様の牢屋』

愛の讃歌

 

歌い終えて声が上ずったと純ちゃんは言ってたけど、今日も本当に素晴らしかった。。そしてCDも勿論良いんだけど、やっぱり生の迫力は段違いだと改めて思う…!

 

愛の讃歌はライブで一度だけ歌うつもりが、出来に納得できずに定番化したと話しつつ、「次の曲はおおくぼさんのピアノが軽快」と連呼する純ちゃん。

 

『サントワマミー』

 

「あんまり軽快って言うからどう軽快にしようか悩みました笑」

「あ、逆にプレッシャーになっちゃった、、?ごめんなさい!」

←この謝り方が、純ちゃんがライオンのごきげんように出た時の谷隼人さんとの掛け合いとそっくりで一人でホクホクしてた(マニアック過ぎる)

 

今日はセトリがバラバラ、良く言うとバラエティに富んでいる。「おおくぼさんがどんどん曲順を提案してくれてその時はうんって言ってるはずなんだけど、それにしても、、笑」

「僕も今見てバラバラすぎるなって思いました笑」

 

『肉屋のように』

 

MC。開演前、ロビーを通った時に純ちゃんより少し年下かなって感じの男性に「頑張ってください」と話しかけられた。その人は息子さんと来ていたようで、近くにいた男の子を呼び寄せて挨拶させてたらしい。そして、お子さんを連れてきていると言うことは、このユニットは他と比べても教育上問題ないんじゃないかという持論を展開する純ちゃん笑

 

「ただ肉屋のようにだけはダメだよね」

「他にも二部とかで危ないやつありません?これもまぁ一種の教育ですね。」

「次の曲は歌詞にお父様が出てきます。親父の足跡懐かしや笑」

 

『バージンブルース』

 

休憩

 

クレオパトラの涙』

 

告知。3月のバースデイをやるいつものバンドは正直ほぼヤプーズで、純ちゃんが立ってる時間はもうヤプーズ。そして腰が治ったら本格的にヤプーズとして「昆虫軍」から始まるようなライブをやりたいとの言葉が!!!昆虫軍はアツすぎるよ!!

あと物販で純ちゃんのサイン入りのピーポー&メーを販売しているという話。二冊くらいだけサインを書き損じたようで「ごめんなさい」と書いてあるのが混じっているらしい笑

そして「おおくぼさんから素晴らしい告知の時間です!」とやけに煽る純ちゃん笑 チェキを魔除けにして下さいっていう話が面白かったw

来月のサラヴァ東京のライブではフレンチポップや英詞の曲を多めに演る予定。純ちゃんはフランス語も英語も苦手だけど、大学は英米文学科で第二外国語はフランス語だと自虐的に話してた。

純ちゃんはそういうけど「ラジオのように」とか「アイドルを探せ」とか最高にカッコいいけどな!

 

玉姫様

 

ピアノアレンジがすごく面白くて終わりのとことか最高だった!!当然キンコンカンとかはないけど、大人しい玉姫様も良いなーと思う。

 

このユニットでは冬には「降誕節」、初夏には「夏は来ぬ」など季節の曲をやっているが、今の時期にも歌えるお正月の曲が思いつかず、唱歌の富士山をやることに。

 

『富士山』

 

「この曲の後にこれっていうのは順番が笑」

 

『ヒステリヤ』

『本能の少女』

プリシラ

 

アンコール

 

プリシラの歌詞は元々「銀狐のコートを着せて」としていたのを、純ちゃんが昨今の動物愛護ブームを考慮して、レコーディング前に変更したらしい笑

 

このユニットは台詞が出てくる曲が多いという話から、プリシラの台詞部分はレコーディングでも一番時間をかけたという話題に。最初は今よりも暗い雰囲気で録ったが、悲しい感じではなく、それまでの全てをひっくり返すようにしたいということで、今の形に落ち着いた。

 

さよならを教えて

 

今日は新年最初のライブで純ちゃんが観られて、幸せをいっぱい貰った!!おおくぼさんとの掛け合いも本当に楽しいし、曲も全部カッコいいので、今年もこのユニットで定期的にライブやって欲しいなーと思いました。

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2018.12.27 神聖かまってちゃん セトリファン投票ワンマン@LIQUIDROOM

今日のライブは事前にネットでファン投票を行なって上位19曲をやるという実験的なもの。「聖マリア記念病院」「レッツゴー武道館っ!☆」「たんぽぽ」「黒いたまご」「建物んちの君」に投票したが、結果がどうなるか全く読めずワクワクして臨んだ。定番の「夢のENDはいつも目覚まし」でメンバーが登場。

 

1.美ちなる方へ

イントロが流れると一気にテンションが上がる。自分が毎日毎日かまってちゃんを聴きながら過ごした高校時代は、辛いことも多かったけど、やっぱり身体に曲が染み付いているんだなと実感した。

 

mono君のMCが今日は一段と何言ってるか分からないといういじりから、の子がmonoのMCはロボットみたいにリハ通りだと暴露。あとみさこのことをライブ中にの子が「女」って呼ぶことがあるけど、これはの子が何かを意図してるんじゃなくて自然と出ちゃうだけというフォローを何故かみさこがしていた笑

 

2.死にたい季節

季節の変わり目に鬱になる自分にとってのバイブルのような曲。最初の二曲だけでファン投票すげー!という気持ちになる。

 

3.天文学的なその数から

4.コタツから眺める世界地図

5.os宇宙人

6.夕暮れメモライザ

 

7.レッツゴー武道館っ!☆

「俺はこの曲はやりたくないんだよ!」と吐き捨てるように言ってレッツゴー武道館!!何度となく聴きまくった曲。もはやタイトルがどうとか関係なくただ好きだから仕方ない笑 

 

8.オルゴールの魔法

9.聖マリア記念病院

ホーリーからのホーリーで聖マリ!!個人的に神聖かまってちゃんの曲の中でも一番「神聖」な感じがすると思ってる曲。そして生で聴いて数年前に一度だけライブで聞いたことがあるのを思い出した。歌詞の意味もよく分からないけど、とにかく幸せな気分になる。

 

10.夜空の虫とどこまでも

まだまだホーリーな曲が続く。高校生の時に同じリキッドルームで初めて生で聴いて本当に衝撃を受けた曲。神聖かまってちゃんのライブの真髄はこの曲にあるといっても過言ではないと思う。

 

11.イマドキの子

実はあまり聴いていなかった時代の曲。改めて聴きこもうと思った。

 

12.フロントメモリー

13.るるちゃんの自殺配信

これも存在自体は知っていたけど聴いたことなかった曲。聖マリやこの曲は発表してないのに順位高いから出さなきゃな、って感じのことを言ってた気がする。でもこの曲を聴いて、の子の才能は永遠に枯れないんだなと確信した!単調なんだけどどこか歪ですごく心に残るメロディ。

 

14.友達なんていらない死ね

15.ズッ友

最高。切なくなるけど大好きな曲。多分人気あるだろうと思って投票はしなかったけど聴けて良かった。

 

16.マイスリー全部ゆめ

最後、みさことちばぎんは早めにはけちゃっての子のギターとmonoのピアノだけが響き渡って、二人ともスッとはけたのが凄く綺麗でかっこよかった。

 

enc1.ぺんてる

なぜか尾崎豊の曲を歌いながら登場。そして白シャツにジーンズという格好に着替えたの子に「服装も尾崎っぽい!」といじるみさこ。自分で歌い出したのに「尾崎なんて昔の歌手どうでもいいんだよ!」と言うの子も相変わらずで面白かった笑

 

enc2.日々カルチャア

 

リキッドルームなんか壊しちまえっていつも言ってるだろ!!2020年にオリンピックあるからここも潰れろ!」と悪態を吐くの子。ただ「壊せ!」って言った後に「でも暴力はダメだぞ」とちゃんとフォローするのがすごく可愛かった。

 

enc3.ロックンロールは鳴り止まないっ

やっぱりこの曲がないと締まらない。そして嬉しそうに観客を煽るの子を見ていると自然と笑顔になる。歌い終わると何故かドラえもんを歌うように観客に指示してはけるの子。

 

enc4.バグったのーみそ

まさかのWアンコール!!そして今度こそ最後の曲で、この曲を最後にやるのは初めてと言ってバグったのーみそ!完全に想定外だったけど、かまってちゃんの鬱な世界が体現されてるようなカオスで素晴らしい盛り上がりだった。そして最後のダイブではもう一番後ろくらいまでの子が運ばれていった笑笑

曲が終わってからもずっと喋るのを止めないの子をいつも通り肩車で連れてこうとするちばぎん。それを「降ろせ!」と制止して再びマイクに向かうの子。また一悶着あるのかと思いきや、笑顔で「あんがとさん」と一言。カッコよすぎか!!そして再びちばぎんに連れられて今度こそ退場。

 

クイックジャパン神聖かまってちゃん特集で麒麟の川島が「このまま変わらないで欲しい」みたいなことを書いていた。当時は変わるわけないじゃんと読み流してたけど、確かにの子は変わってしまい、数年前の自分はその変化について行けなかった。でも、無理に変わらないように足掻いていた頃のハラハラするライブよりも、今の神聖かまってちゃんはすごく自然体で愛おしかった。

今日は途中での子が「お前ら俺と何年の付き合いなんだよ!!」とも言っていたが、とっくに変化を受け入れて、大人になっていた神聖かまってちゃんと共に、ようやくそのことに気付いた自分も少しは大人になったのかなと思った一日だった。

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2018.12.19 サニーデイ・サービスの世界@LIQUIDROOM

今年の9月に行った人生初のフェスBAYCAMP。そのトリを飾ったのがサニーデイサービスだった。以前に何となく『東京』をレンタルして聴いていたのでバンドの存在自体は知っていたが、このライブを機に最新の曲まで聴き漁ってあっという間にハマってしまい、それから毎日のように聴いていたので待ちに待ったライブといった感じだった。

LIQUIDROOMは以前から何度か来ているが毎回道に迷う。最寄りの恵比寿駅の西口から出てまっすぐじゃなく右に曲がる必要があるのが原因だと思われる。もう迷わない自信はあるけど、多分またこんなことも忘れた頃にライブがあるんだろうなー。

今日は前から欲しかった『DANCE TO YOU』のLPのセカンドプレスを発売するというのを聞きつけて少し早めに到着。LP盤を無事ゲットして、DVDと新曲のCDも買ってしまった。近くのカフェで適当に時間を潰して入場。

 

話は変わるが、オールスタンディングのライブではドリンクをいつ引き換えるかという問題が発生する。ライブ前に引き換えたいのだけど、飲み終わったカップの処理とトイレが気になって後回しにし、ライブが終わると長い列に並ぶのが面倒になって、結局引き換えずに終わってしまう。そんなことを考えながら開演を待っていると暗闇の中にメンバーが登場し、歓声が上がった。

最初の曲のイントロが流れる。知らない曲だ。ただ曽我部さんの声はやはり耳に心地良い。その後の曲も「ロンドン」「お伽話」「忘れてしまおう」という単語が耳に残ったが知らない曲が続く。予習不足だったかなと少し不安がよぎったところで『さよなら!街の恋人たち』のイントロ!!やっと知ってる曲がきた!!

スピーディーに駆け抜けるような曲調と曽我部さんの声が相まって脳がとろけそうになる。例えるのが難しいけど、この感覚はサウナの後の水風呂にも似ている気がする笑 脳内麻薬が分泌されていく感じ。この心地良さがサニーデイサービスのライブの醍醐味なんじゃないだろうかと改めて思った。

その後も知らない曲を挟みつつ、懐かしい雰囲気が素晴らしい『東京』や個人的に一番好きな曲『あじさい』、『シルバースター』など怒涛のように続いていく(僕の知っている曲は有名なのか歓声が一段と大きかった気がする)。

そして本編の終わりは『若者たち』だったかと思う(記憶が曖昧だけど…)。メンバーの合唱が耳に馴染み、幸せな気分にさせられた。

アンコールでは新曲の『Christmas of Love』と『NOW』そして「やる?」という感じで『青春狂走曲』!!さすがの安定感で最高の盛り上がりだった!

 

終演後、早めに出られたせいかドリンクの列がそこまで長くない!ので並んでみる。LIQUIDROOMはZIMAの缶が選べるから好きだ。幸せな気分で帰宅。

今回はたぶん初期の曲メインの構成だったのではないかと思われ、知らない曲も多かったけど、サニーデイのライブを生で体感出来て良かった。来週もライブに行くつもりなので、セトリ発表されたら改めて復習として聴きまくろうと思う。

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2018.12.15 折坂悠太@江ノ島OPPA-LA

ディスクユニオンの会員限定で貰える冊子で絶賛されていた折坂悠太の「平成」。気になってSportifyでダウンロードして聴いてみて衝撃を受けてすぐにチケットを取ったのが今日のライブ。

江ノ島は車で一度だけ遊びに来たことがあったが、小田急線で向かいながら思うのは周りが暗いこと。明かりがないのが多少不気味でもあったけど、駅前は明るくて橋を渡るとすぐにOPPA-LAが見つかった。

 

前の方の出番が終わると、ギターを担いだ折坂さんがスーッとステージに上がる。ステージと客席にはなんの境もなくて、準備の様子とかも全部見える。この距離でのライブは先輩のバンドを観に行ったとき以来だ笑

松井文さんの「安いバーボン」を徐に歌い始める折坂さん。この曲は一昨日の生放送でも歌っていた曲。音を少し下げてください、声を少し上げてくださいと指示をして「折坂悠太です」と言ってライブが始まった。

ラジオを取り出し、マイクにあてるとザッピングの音が響き渡る。実際に今放送している音なのだろうが、聞きとれるような聞き取れような声には実体がないように思えて、折坂悠太の空間に引き込まれる。

「平成」

未発表曲と新曲を中心にと言っていたのでこの曲が聴けるとは思わず歓喜。ビブラートが響き渡る。やっぱり素晴らしい声…!!

「今日は新しいことをやるというので、新曲をやると言った手前、準備で直前までバタバタしてギリギリになってしまいました。」

未発表曲を数曲。仲間内でだけやるという曲と北のミサイルが飛んでくるかもという時に作った曲があった気がする

「この前東郷清丸さんとお客さんのリクエストした曲をやるっていう企画をやって、練習した曲を今日はやります。琴線に触れた曲。戸川純さんで極東慰安唱歌

「極東慰安唱歌

この極東慰安唱歌のリクエストを送ったのは自分で、一昨日の放送でまさかやって貰えると思わず歓喜していたところ、生で聴く機会に恵まれたのは本当に幸せだった。

「ここにくると特に思い出があるわけじゃないのに、切ない気分になりますね。」

「(新曲)」

軽快な歌声が気持ちいい曲。

歌い終わった後に「今のが新曲です」とさらっと言ってしまうのが格好良い。

「よるべ」

「さびしさ」

最後は「平成」からこの曲。

感情を揺さぶられる。最後の語りもとても良かった。

 

物販で「平成」と会場限定のライブCDを購入する。Tシャツも欲しかったが、ミーハーだと思われるのが恥ずかしくて今日はこの二つ。

折坂さんが物販の近くにいて、お客さんと話していたので話しかけようか迷ったが、いつもの人見知りでサッと帰ってしまったのは後悔が残った。またライブに行きたいと思う。

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2018.09.20 戸川純avecおおくぼけい@LOFT HEAVEN

1.ラジオのように
 
今日は家から出たいのにタクシー会社に電話がつながらず、永遠に「しばらくお待ちください」ってコールが流れて「お待たせしました」にならなかった。そこで山口慎一さんと元々来てくれると言ってた中原さんにヘルプを出して迎えに来てもらった。
「二人のユニットなのに車の中はヤプーズのライブかなって感じだった」
タクシーが来なかった影響で15分押し+ゲネの時間が取れなくなってしまったらしく、珍しくかなりテンパってる感じの純ちゃん。
 
「ロフトヘブンのこけら落とし的なライブなのに不吉な感じで、、でも厄落としってことでお願いします。」
 
20年前には1間とか2間とか押しちゃって、お客さんの期待に自分は答えられないよって思って出るのが怖くなった。すると戸川コールが始まって、もっと怖くなってワーって泣きわめいたりして」
「あと、これは言ってもいいのかな…肉屋の件」
「肉屋の件に心当たりが無いんですけど、、笑 多分いいんじゃないでしょうか?」
「今日は肉屋のようにをやります」
←肉屋の件って時点でほぼ言っちゃってるしなんでこのタイミングでそれ伝えたのか分かんなかったけど可愛かった笑
「音響の方のお名前なんでしたっけ?どうも戸川です。今日はゲネができてないから本番中にリバーブ多めで、とかお願いすることになっちゃうのですがよろしくお願いします。お客さんの前だけど、、あ、次の曲は一曲目と続きでやることになってたのにごめんなさい」
 
2.フリートーキング
 
「次の曲はこの前中国に行った時にもやって、中国では野外のノリでお客さんも日本語で大合唱したけど、今回はシックな感じで」
 
3.諦念プシガンガ
 
次の曲は歌うといつか怒られそうで、歌うのが怖い、みたいな話から2chの話題へ。
 
前に2chを見た時には純ちゃんの悪口が載っていてしばらく見てなかったけど、久しぶりに「もう叩かれて強くなったぞ」と思って見てみたら「劣化禁止な」とかすごく優しい感じになってて驚いた。アルバムのこともよく書いてくれてて、「同意」とかレスが付いてて笑 だけど今なくなっちゃったんですよね。
 
椅子がクルクル回るタイプで座りにくそうな純ちゃんだったが、今日着ている服の説明を一つずつして、後ろにも尻尾が付いてて、って言う時にクルッと回って見せてたのが可愛かった。
 
「今日は頼んだ服が届かなくて、前にも着たことのある服と、前にライブにも持ってきたことあるバッグと、あと間違えて持ってきちゃったタバコ入れと。この建物はタバコが吸えないのに、、お客さんの間通って吸いに行くわけにもいかないし、狭いし、あ、今日はワンマンなので一部と二部構成になってます、、」
 
いつになくテンパった感じで、なかなか次の曲にいけない純ちゃん。ついに覚悟を決めた様子で愛の讃歌
 
 
終わって安心した様子の純ちゃん。「次の曲は前にもやったけど、いきなり「二人の愛は終わったのね」っていうのが笑愛の讃歌の二人にも色々あったんだと思って聞いてください。軽快な曲。」
 
5.サントワマミー
 
「歌詞を軽快に間違えましたごめんなさい」
 
純ちゃんを待っていたおおくぼさんには石戸さんから「戸川さんマンションの一階に降りました」「タクシーが来ないので戻ってお弁当を食べてます(純ちゃんはテンパってお弁当の味も覚えてない)」と随時連絡が来て、24時間TVの中継を見てるような感じでスタッフの人と盛り上がってた笑
 
告知。1121日に「戸川純avecおおくぼけい」というタイトルのアルバムのリリースが決定した。許可が取れないだろうと思っていたあの曲やこの曲も随分走り回ってもらって、コピーではなくカバーだからということで許可も降り、入ることになった(純ちゃんはここの許可が降りなければアルバムも出さないつもりだったらしい)。
そして、1月には新宿で2月には大阪でもレコ発をやる予定!
「今日はロフトヘブンでやるからヘブンにちなんだ天国っぽい曲をやろうということでおおくぼさんが提案してくれた曲をやります。」
 
6.大天使のように
 
「よく考えると、ラジオのようにとフリートーキングと以外みんな恋の歌ですね。肉屋のようにも、食べちゃいたいくらい好きっていうのの究極系って感じで。次の曲も恋から始まる、、」
 
7.また恋しちゃったのよ
 
休憩
 
8.蛹化の女
 
「次の曲はさっき言った許可が降りないだろうと思ってた曲。でも戸川純avecおおくぼけいで出すならこれが入らないと。クレオパトラの涙」
 
 
純ちゃんは普段、コンタクトを片目だけ付けて片方で近くを、片方で遠くを見たりしているらしい。目が疲れて痛くなるとコンタクトを外して反対の目に入れる。
 
「元々左目が右目より少し小さいんだけど、今日は急いでたので右におまけでもらった黒目が大きくなるコンタクトを入れた。そしたら左目がさらに小さくなって、充血しちゃって、だから今日はこの左目で歌います。リバーブ多めでお願いします。」
 
10.ヒステリヤ
 
おおくぼさんの告知。前のアルバムのレコ発がやっとできることになったらしい。そして改めて、このユニットでアルバムが出ますという話。今日のライブの特に後半にやる曲は色々収録される予定。
「詳細は後ほどでるとおもうので、拡散してください。拡散だけじゃなくてポチポチして決済までしてください笑 間違えて10回くらいポチポチしたりして」
「それいいね笑」
←嬉しそうな純ちゃんが可愛かった。
 
11.本能の少女
 
おおくぼさんのピアノパートが盛り上がる
 
「明かりがパッて付いた時に前のお客さんの顔が見えるんだけど、前の可憐な女性の方がずっとけい様を見つめてたから、ピアノの時どんな感じだろうって邪心が湧いて見てみたら「けい様!」ってなってて。けい様ファンの方ですか?やっぱり素敵ですよね笑次の曲もけい様がすごいのでお楽しみに」
 
「ハードル上げないでください!笑」
 
12.肉屋のように
 
最後の曲です。プリシラ
 
 
「今日はサッサと終わらせます笑」
 
 
「皆さん雨と闇とスリに気をつけて!」
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2016.03.31 戸川純 Birthday Live@新宿ロフト

1曲目はロリータ108号かと思いきや、まさかのヴィールス。本当は最初にやるつもりだったのだが、ギャグでやってるということを分かって欲しかったのと、ロリータっぽく赤頭巾ちゃんみたいな格好をしたいという理由から2部の頭に持って行くことになったそう!
「馬鹿だなぁ」って笑ってくれればいいと思ってやってるんだけど、本当に馬鹿だって言われると傷つくってのが純ちゃんぽくて可愛い!

この日の純ちゃんはいつもとは少し趣の違う赤と黒の縞入りの衣装を着ていて服には猫のワッペンが付いていた。
メンバー紹介では恒例の中原さんいじりから、新作Tシャツの話題に。「口にバッテン」「目に線」「髪がかかって顔が見えないデザイン」と続いてしまい、顔出しNGみたいになってたので、今回は思い切って顔をバンと出すデザインになった。写真は何と撮り下ろし!で、濃いメイクに光をいっぱい当てて、身体が写らないように顔だけを切り取ったらしい。純ちゃん曰く、「近くで見ると顔なのか何なのかよく分からないから着てても恥ずかしくない…⁇」

そして今日は珍しい曲を3〜4曲やる、という宣言があり、期待感が高まる…!!
まずは久し振りの恋のコリーダ!
始まる前に「愛してるって言わなかったから殺されたのか…?」とか言うもんだから、みんな好き好き大好きをやるのかと誤解してた笑
「征服欲の湖水は満ちて〜」の部分が一番いいところらしく、そこを歌い間違えたことを悔やむ純ちゃん。この曲はレインボー戦隊ロビンの曲に合わせて一時間とかそこらで歌詞を書いて作ったものらしく、「煩悩の舟で業の海を行く」というのは正に純ちゃんの生き方そのものだということ。

そして、次はリリースしてツアーでやって以来多分やってない…「ヒス」
ここで歓声があがると慌てて、「いや、ヒスってアルバムの曲で…今日は誤解させちゃうことが多いなー」とまた反省し始める。
その曲はなんと本能の少女!当時の純ちゃんは本当におかしくなってて、その頃の状況がよく現れてる曲なんだけど、一つだけ歌詞に納得がいかないからそこを変えて歌いますとのこと。

「私が死んだって 世界は変わらないが 生きている意味なら 作るわ 自分で作るわ」

この部分は個人的にとても引っかかっているところだったから、この変更は嬉しくてたまらなかったなー

今日は初めの方にバーバラをやったこともあり、ここで一回目の喉を休めるタイムに。
メリィさんがお花見で酔っ払ってサトちゃん人形をなくした話が面白かった笑

思春期病はバースデイ恒例の曲!
アルバムHYSのキャッチフレーズの「遅すぎた思春期 早すぎた更年期」というのは、純ちゃんの永遠のアイドル岡本太郎の言葉に「70歳80歳になっても青春」というものがあり、それに触発されて思い浮かんだもの。生まれた時から更年期だし思春期なんだぞと。

二部は予告通り頭巾を被ってロリータ108号からスタート!ウサギのリュックを愛でる純ちゃんがめちゃ可愛かった

そして久し振りの「ヤプーズのテーマ」からは怒涛の盛り上がりでレーダーマンまで一気に駆け抜ける‼︎
レーダーマンはヤプーズの不審な行動の時みたいに最初にファルセット出しきっちゃうスタイルでカッコよすぎでした!
もちろんアンコールは「パンク蛹化の女」
「おめでとう」の掛け声が響く中、ライブは幕を閉じたのでした。

2015.02.18 戸川純/ジムオルーク@新宿ロフト

ジム・オルークとの対バンということでジムにまつわる話。
10年くらい前、NYにロクに計画もせずに行ったことがあった。
NYは都市部は喧騒なのに、ホテルに行くととても静かな時間が過ごせるというギャップが気に入って、着いたら日本でいう東横インみたいなホテルに泊まればいいやと思っていた。
しかし、その頃は丁度SARSが流行ってた頃で、ノーメイクだと顔が青白いために感染を疑われ、知りあいがいるならその家か、地元の病院以外の場所に行ってはいけないと言われてしまった。
勝手に鞄の中身を捜索され、前に手紙を出そうと書いてもらったジムの住所のメモや、聴こうと思って持ってきた自分のCDなどが没収されてしまった。
係の人が、純ちゃんの顔がプリントされたディスクを見て、何やら調べた後に「あなたが日本の女優で歌手だということは分かりました」と言われたものの解放されなかった。
なんとかしなければと、どこかにあるはずの、NYにいる知り合いのジョン・ゾーンの連絡先が書いてある紙を必死に探していると、なぜかジョンが通訳の女の人とジムを連れ、空港まで来てくれた!
実は空港の係が勝手にジムに連絡を取り、彼が仲の良いジョンと安心のための通訳を連れて迎えに来てくれたのだった。
結局、ジムの家に一日だけ泊まり、その後はジョンの家の二階を貸してもらえることになった。
その夜、とても紳士なジムは純ちゃんをソファーベットに寝かせ、自分はキッチンの椅子に座って眠っていたのだが、純ちゃんがふと目覚めてジムを見ると、彼が「Do you want to something to drink?」と尋ねた。
どこの国でも、男性は女性を家にいれると「なんか飲む?」って聞くんだなっていう話でした笑
 
BERAさんのバンド、電車では曲ごとのMCをステージでじゃんけんで決めるのだが、「最初はグー」というのに飽きてしまい、「電車でゴー」の掛け声でやってたので、戸川さんに怒られるんじゃないかって思ってたら「それいいね!じゃあ私は電車でGO!の歌詞を最初はグーにしようかなw」みたいに言われたって話をMCでしてたら、それを聞いた純ちゃんが「電車でGO」の歌詞を一回だけ「最初はグー」って歌ってた。