今日は2020年初の純ちゃん。歌うのを観るのは4ヶ月以上ぶりだから待ちに待ったライブ!
前回に比べて開演時はお客さんは少ない印象。やっぱり平日はお仕事終わりに来る人が多いよね(有給取った)。ただ開演を待ってると次々に人が入ってきてヤプーズの人気はやっぱすごいなと再認識する。開演。CDに収録のイントロが流れると一気にテンションがあがる…!!!
01.テーマ
02.ヴィールス
アルバム収録のヴィールスを聞いてテイクに納得がいかなかったという純ちゃん(全然そんなことないと思うけど…!)。大阪とかの公演ではベストパフォーマンス出来るように頑張ったけど、そしたら次のヒト科で声が荒れに荒れてしまったと。ヒト科はキーが高いうえに間奏がないから今日はどうかな、と言ってヒト科。
03.ヒト科
歌い終わった純ちゃん。言いたいことが3つあると。まず前のライブで出なかった最後の高音が綺麗に出た(拍手)!あと間奏がないと言ったけどあった笑 そして歌詞の「さぁもう傷は癒えた。立ち上がりいざ行かん。」という部分。立ち上がってないじゃないか、と言われるかもだけど、この詞を書いたのは京子さんのこととかで憔悴してた頃。そんな状況から立ち上がっていこうという意味で書いた曲だから腰のことじゃないんだよと。そして次の曲は久しぶりのやつ。復活ライブではロリータ108号をやったけど、同じロリータ繋がりで。
04.それいけ!ロリータ危機一髪
これ純ちゃんリハでたまに歌う曲なんだよね!でもライブで聴くのは久しぶりだったから嬉しかったなー。ワルサーPPKというのは007から来てると話をしていると後ろでミッションインポッシブルのテーマを弾くヤマジさん。そして純ちゃんのガラケー時代の着メロは電話が007、メールがミッションインポッシブルだったらしい笑笑
05.肉屋のように
06.シアーラバーズ
この曲の途中に入る語りの部分の音声(CDにも入っているやつ)、実は反対から読んだのを逆再生しているらしい。ただ、何を言ってるのかよく分からないからライブでは補足のようにちゃんと語ってるとのこと。純ちゃんの語りが音とズレてるなと思ったら、補足だからわざとずらしてたのだと分かって可愛かった笑 あと歌詞解説集に載ってる歌詞が間違ってて正しくは「The white it is the color of love maybe」なのだと(たしかに「why」じゃ意味わからん笑)。他にも「ロシアよりYを込めて」が「ロシアから」になってたり直せてない誤植がいくつかあるらしい。
「MCが長いから中ちゃん座っちゃった。中ちゃんはライブの時はいつも後ろに引っ込んでるけど、曲では前に前にって感じなんですよ笑 本能の少女とか赤い戦車とかね。じゃ、本能の少女を。」
07.本能の少女
純ちゃんは小中とはいじめっ子がいたけど、高校は友達ができて楽しくやってた。でも父親のしつけが厳しくて門限も決まってて自由には遊べなかった。ある日お母さんに「わたしセーラー服と学ラン着て楽しそうなカップルとか見るとナタで切り裂きたくなる」と話したら「やめて!」と言われたこともあったと笑 次はそんな時のことを思い出しながら書いた久しぶりの曲。
08.少年A
前にかまってちゃんと純ちゃんがele-kingで対談した頃にこの曲は「の子」みたいなイメージ、と言ってやってたけどライブで聴くのめちゃ久しぶりで嬉しい!!
「私も大人になってたんで、最後はマッチがバキボキ折れて終わるって感じになってます。でも今日は慎ちゃんに救急車のサイレンの音を入れてもらって中和を図っているという笑」
3月の中国公演がコロナウイルスでどうなるか心配という話から、年内に台湾のライブを予定しているという流れに。父親が台湾バナナの輸入をしてたとか、色々と繋がりもあってかねてから行きたいと思っていたが物価が低いので折り合いがつかなくて、でもやっと実現しそうとのこと!そして次の曲は右っぽいと言われる、というところから昔は日の丸が最もメジャーな旗だったという話。お子さまランチに付いてたり、運動会で振ったりしてたから、今の人たちの感覚とは少しズレてるかも、と。次の君の代にも「大陸の広さのような心」とあるけど、これは島国でも大陸の広さのように大きな心を、ってことだから決して日本に限った話じゃない。そして大陸といえば中国ということで、日中の友好を願ってこの曲笑
09.君の代
不審な行動のCD音源でも何度も聴いてる大好きな曲だけど、今日は特に綺麗に声が出ててもう本当に最高だった。。。とにかく美しいラブソングだよね。そして次はサクッと新曲を。
10.孤独の男
少し前まで2020年にヤプーズのライブ初披露の新曲が聴けるなんて思ってもなかったし、今の時代も捨てたもんじゃないよねって思った笑
11.フリートーキング
-休憩-
12.蛹化の女
休憩明け一発目が蛹化の女って珍しい気がしたけど、純ちゃんの声の調子も抜群だしこういう構成もいいなぁと思う。そしてやっぱりこの曲は自分の身体にもう完全に染み付いて、もはや子守唄みたいになってる気がする。
13.諦念プシガンガ
蛹化の女と同じく自分にとっての子守唄みたいな曲笑 ただヤプーズのVer.はいつもよりテンポが早い気がして、このアレンジすごい好きだ!メリィさんのアコーディオンの音色も心地よい。
MC。ここでツアーの告知があって今年も3/29にロフトで2日早めのバースディライブをやるとのこと!!自分が初めて純ちゃんのバースデイライブに行ったのが2010年だから、もう10年も経つのかと思うと感慨深いものがあったりする。そして告知の最中に後ろでヤマジさんが「怒涛の恋愛」を弾いていることに気づく純ちゃん。「聴いてると歌いたくなっちゃいますよね。…」
14.怒涛の恋愛
ここでヤマジさんの演奏をバックにまさかの怒涛の恋愛!!!めちゃくちゃ大好きな曲だからこんな感じで聴けるとは思わなくて恍惚としてしまう。純ちゃんあんま意識してないかもだけど、多分この曲ライブでやるの9年ぶりとかじゃないか!?!?ライブでやる予定もなかったのにヤマジさんが曲を聴いたり練習をしたりしてくれてるのを純ちゃん喜んでた。そして次の曲は前のライブで「12階の一番奥」をやったから、今日は同じメリィさん作曲のこの曲を。
15.シャルロット・セクサロイドの憂鬱
16.ヒステリヤ
「ヒステリア」と間違えられるけど「ダリヤ」とかと同じ「ヤ」だと強調する!純ちゃん昔はあんま考えずに好きな曲歌ってきたけど、最近はお客さんにどんなセトリが喜ばれるかも考えてくれてるらしい。そしてヒステリヤは手紙とかでも好きっていう人が多くて「みんな色々あったんですね」と笑 そして前に絵恋ちゃんもこの曲をカバーしてくれたから「あの子もまだ若いけど色々あったんでしょうね笑」と。
17.12才の旗
18.赤い戦車
すごく個人的な話だけど、最近会社の人に「君にはwillがない」って言われて、確かにそうかもなーって納得しかけてたんだけど、今日純ちゃんが歌う赤い戦車を聴いてたら「いやいやそんなことねぇから!!」って、すごい気持ちが昂ってきた。意志の力を人生のどこに向けるかは人それぞれだけど、そんな風に否定されて納得する程度の生き方じゃダメだよなって改めて思った。
19.私の中の他人
20.バーバラ・セクサロイド
21.好き好き大好き
22.レーダーマン
怒涛の勢いで激しいコーナーを一気に駆け抜ける!!私の中の他人とか、今までワンマンでもたまにしか聴けなかったレーダーマンとかが聴けるのは本当に嬉しい。。。そして好き好き大好きとレーダーマンではBERAさんの生前のギターが鳴る。
en.パンク蛹化の女
ラスト安定のパン蛹化は最高の盛り上がり!今日はお客さん落ち着いた感じかなーと思ったけど、そんなの全部吹き飛ばすように一気にモッシュ起きて雪崩れ込む!!純ちゃん足が痛かったらしく、辛そうではあったけど最後までしっかりと歌い上げてくれた。ラスト、40周年を期にパン蛹化止めようかと思ったけど、やっぱりやることにしたと話す純ちゃん。思えばパン蛹化やめるかもって話、もうかれこれ10年くらい前から言ってた気がして、ここまで無理して続けてきてくれたのが奇跡みたいな感じなんだと思う。でもこうして今日また聴けたのが本当に嬉しいし幸せだ。やっぱりヤプーズは最高のバンドです!!!